先月、5年ぶりに名古屋へ行ったので、名鉄岐阜駅で30分ほど撮り鉄をしてみた。かつての全盛期には、名古屋方面の特急と急行が8両編成で1時間に8本。他に須ヶ口までの各駅停車に、竹鼻線直通の急行が走っていてずいぶん賑やかだったのだが、いつからか名古屋方面からの急行が一本が一宮で折り返しになって岐阜まで来ず、竹鼻線方面も笠松乗り換えが基本になったのか岐阜まで足を伸ばすことが無くなってしまい、4本あるホームが持て余し気味に見えるほど、ずいぶん寂しくなっていた。・゚・(ノД`)・゚・。
車両も、かつて名鉄の看板だったSR車は、5700・5300系と1800系を除いてほぼ全廃。特急も半分ほどが2000系・2200系になってしまい、パノラマSuperを捕まえるには待つ必要が有るほど。以前は面白くもなんともなかった6000系シリーズすら見かけず、3000系列ばかり。雨だった事も相まって、華がなくなった感が半端ない状態(´・_・`)
そんなわけで積極的に撮りたい被写体ではないけど、とりあえず撮ったのが3100系の3119F。今後6000系が淘汰されたら名鉄の主力になるんだろうけども、見ていて全くときめかないんだよね。
そう思いながらもしっかり撮って、こうして上げたのは、以前こんな Tweet を見たから。
昔読んだ鉄道ジャーナルに「何気なく撮った1枚が貴重な記録になる」という写真記事解説文にありました。それを意識して多少ぶれたりしても「何が写ってるかわからない」状態でなければ保存・公開することにしてます。「下手くそ」という「プロ撮り鉄」の声は無視。私は記録第一なので。
— 専務車掌 (@JNRKARECHI) April 1, 2013
カメラを持っている時は普通の日常風景で、全く面白くない景色でも、いつかその車両が引退する時が来るわけで、そうなるとその写真の意味や価値があがり、良い記録になってくる。時には、構図的には全然ダメでも、それがために写り込んだ被写体以外のものが思わぬ発見になっていたりもする。Youtubeにあがっている昔の動画を見ると、たまたま移りこんでる自動車や人々の髪型が古くて歴史を感じる辺りがまさにそれだね。
名鉄によく乗っていたころは、ちょうど一部指定席用に1200系が導入される直前で、1000系と色々なSR車が併結して特急運用に入っていたあたり。残念ながらその頃は記録してなかったんだよね、日常の一部だったので。今にしてみればちょっとしたスナップ写真感覚で良いから撮っておかなかったのがもったいないと思えるほど。
そんなわけで、色々撮りためた写真はあれこれ考えずにガンガン公開していきたいな〜。HDDに保存して自分で見るだけではもったいないからね(^^ゞ