エイブルが酷いという話が出たので思い出を語ってみようか

今朝のはてなブックマークでこんなエントリーがホットだった。

アパート管理会社に電話したけど、全然仕事をしてくれないどころか犯人扱いされた話 – さようなら、憂鬱な木曜日

「アパート管理会社」ってどこもかしこもいい加減だな〜と、以前お世話になっていた糀谷駅前の某ハウジングのことを思い出しながら読み進めて行ったら、最後の最後に

ちなみに、この不動産管理会社はとても有名なところで、名前は伏せるが、エイブルという会社だ(←伏せてない)。

というくだりに吹いた(爆)

今から20年以上前のことだが、エイブルの思い出でも語ってみようと思う。

名古屋で学生をしていた当時、友人がアパートを引っ越したいというので不動産屋巡りに付き合った。学生向けの物件が豊富そうだからと選んだのは昭和区の御器所。そこにある不動産屋を何件か回って、最後にエイブルに入ったのが事の始まりだった。

出てきたのは所 (仮名) という20代前半くらいの若い兄ちゃん。2月前半で私立大学の合格者が決まりつつ、 卒業生の空いた物件も出始める時期ということで、豊富にあるかと思ったら見せられたのは数件だった。そんな中、友人の琴線に触れたのは駅近くの築40年近いアパート。所の説明によると、四畳半のキッチンと六畳の和室がついた部屋で、建物は古いが家賃が安い、しかも最上階角部屋。今にしてみれば、それじゃあ見に行こうかという話になるのだが、その時は大家の都合がなんだかんだで見に行けないと、その代わり図面での説明になると、なんかそんなことを言われつつも、

「この時期はすぐ埋まっちゃうよ。この物件も他に引き合いがあるから云々」

ととにかく契約を急かされた。物件の概要を見ないことには…ということで、詳しい話を聞こうとした所、40代のおばちゃんが出てきた。

「私、宅建主任の○○ともうします」

と ID を見せられ、物件の説明を始めた。そしたら「三畳のキッチンと六畳の和室」という。

「いや、さっき所さんは四畳半と言ったけど?」
「所くん、どういうこと?」
「ぼく、そんなこと言ってませんよ」

所はシラを切った。

この時点で椅子を蹴って店を出るべきだったんだろけど、そこは世間知らずなおとなしい学生。しかも友人は割りと乗り気でいる。その日は現地見学の予約を入れて店を後にした。

数日後の現地見学。たしかに駅近くて学校も近くて、建物は古いけどアクセスは最高な場所。所と大家とで部屋の見学にも付き合ったわけだが、大家はしきりに「角部屋だから風が通って云々」というところを押してきた。見終わった後で友人が所に尋ねたのは、4月からの契約に出来ないか?という相談。所が言い放ったのは、

「じゃあ、こっちもドライにほかの人に決めちゃうよ!」

学生だと思って随分舐められた口調で返してきた所だった。

 

その日の晩、所から電話があったそうだ。

・大家と交渉して4月からの契約でいいという話になった
・物件を抑える為に手付金を払ってほしい
・その後契約書を渡すので、保証人 (実家の親) にサインを貰うこと
・契約書と残金を払って契約完了
・家賃は4月から発生する

という内容。二日後、手付金としての家賃二ヶ月分 (実質敷金) を銀行へ振り込みに行った。家に帰ったタイミングで所から電話、

「大家さんがやっぱり3月から払えというので、3月契約にしてください。契約書は3月で作って先ほどポストに入れておきました。今しがた振り込まれた手付金は3月の家賃に回します」

実際ポストには契約書が「3月1日〜」という内容で入っていた。友人も、その話を聞いたわしも激怒、当たり前だよね。口頭で調子のいいことを言っといて、金の振り込みを急がせておいて、いざ振り込んだら口頭の約束を全部反故にするわけだから。

 

調べると今でも同じエリアにエイブルは存在しているが、おそらく20年前のスタッフなど一人もいないだろうし、そもそも経営母体自体が変わってる可能性もあるが、当時こんな舐め腐った対応をされたよという思い出でした。

 

ちなみにその友人が住んだ物件はエイブルの管理物件でなかったようで、そこは不幸中の幸いだったのかもしれないねヽ( ´ー`)ノ

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