月別アーカイブ: 2013年12月

図説 絶版国鉄車両

去年の12月、飲み会帰りの日暮里駅で京浜東北線の最終蒲田行きを待っていたらたまたま文庫本の自販機があった。

ので、そこで酔い覚まし&眠気覚ましに買ったのがこの本。

案の定途中で読めなくなって持ち帰り、そのまま埋もれてたのを掘り出してきて改めて読んでみた。

その名の通り、代表的な国鉄車両の解説本。民営化時点で JR に引き継がれた車両にフォーカスを当て、新幹線、特急、急行、通勤・近郊など各ジャンルごとの章立てで、車両の簡単な解説と、鉄道ジャーナル向けに書いたと思われる実際の乗車記を載せたもの。全体的な読み応えはある。ただ車両の解説はすでにわかっている内容ばかりなので、どちらかというと記憶をリフレッシュさせる感じだったかと。

面白いのは、 205 系や 211 系など国鉄末期に製造された車両は「実質的に JR の車両」として切り捨てているところ。それらの車両も引退しつつある現状からすると、まさに「絶版」な車両ばかり。国鉄型車両の最後のまとめとして読んでみる価値はあったかと。

パスタを茹でる前に水に漬けてみた

 半年ほど前話題になっていた、パスタの乾麺を水につけておくと湯で時間が短くなる上に食感がよくなるという話。ためしてガッテンで取り上げられたことから、あちこちのまとめサイトや Twitter で再度話題になったので、気になっていた。ちょうど日本製麻の株主優待でパスタが送られてきたところなので、実践してみることにした。

用意するもの:
・パスタ
・バット

まずはパスタを茹でる前にバットに満たした水に漬けておく。今回はお昼向けに朝仕込んでおいたので、だいたい三時間ほど。一時間以上なら特に伸びることもないそうだ。

で、こんな感じに。

バットに入れて数時間経過

手に持ってみるとこんな感じ。博多風ラーメンだとちょうど良い感じの硬さw

こんな柔らかさに。博多ラーメンみたいな感じ

これを沸騰したお湯に投入。水を吸ってる分お湯の温度が下がるので、お湯は多めにしておくのがポイント。

投入

お湯につけたらあっという間に普段のパスタ色に。

あっという間にこんな色に

で三分かからずに茹で上がって完成。

完成

たしかにとてもモッチリとした食感になって、ソースとよく絡んで美味。今まで茹で上がりのアルデンテに拘っていたけど、これは新しい境地に達した感じ。しばらくマイブームになりそう o(^▽^)o

アサヒ軽金属のスペースパンで唐揚げを焼いてみた – 前編

アサヒ軽金属のスペースパンシリーズ、第三弾。

今回は揚げ物といえば唐揚げ!ということで唐揚げをやってみた。

用意したもの:
・鶏もも肉
・鶏むね肉
セブンプレミアムの唐揚げ粉

まずは肉を適当に切って、唐揚げ粉と袋の中で混ぜる。そしてよく揉む щ(゚Д゚щ)モミモミ

混ぜたものをスペースパンに載せたのがこれ。くっついても良くないだろうと隙間を開けて並べてみた。

唐揚げ焼く前

そして、火にかける。前回学んだ「弱火」で、焼き加減を見ながら焼きつづけること 8 分。見た感じ、まだ色が生っぽいところがあるよね…?

8分経過

さらに 4 分待って、 12 分経過。ジュウジュウいい始めて、脂が滲み出てきた。

12分経過。アップ

たまった脂はこんな感じ。

12分経過。脂がたまってる

これを拭きとって、ついでに裏返してと…

脂を拭き取ってと

裏返してから、また 10 分ほど焼いた。合計 20 分経過。ようやくいい色になった。一部焦げてる感じがするのは(゚ε゚)キニシナイ!!

20分かけてようやく完成

できあがり。

出来上がりの図

食べてみたら、油を使ってないからか、あるいはむね肉だからか、ずいぶんあっさりしてる。というか、肉がパサパサしてる。確かに唐揚げの味と香りはするけど、これを「唐揚げ」として食べるのはどうかと言われると、正直びみょー。いくらカロリーが気になるからと言っても、これを食べ続けるのはちょっと厳しい。もしかして失敗か?

(後編に続く)

ある朝の電車にて

 ある朝の電車にて。

 朝、割りと早い時間に乗った電車は、羽田空港からやって来た電車だった。ちょうど席が埋まって、扉間には片側2, 3人づつ立つくらいの、適度な混み具合。コレより後の電車になると、つり革が埋まり始まり、押し合いへし合いが始まるので、辛うじて「快適」に通勤できるぎりぎりな早さの電車だった。その分朝が早く眠い。いつもの癖で海側が見える向きで立ち位置を確保した。ぼんやりした頭で座っていた客を見渡したところ、通勤客と空港から来たと思われる旅行客とが2:1くらいに見えた。そして電車は走りだした。

 窓からの日差しを遮るブラインドが珍しく全開だったので、まださほど高くない冬の日差しに目を細めながら脳がジワジワ覚醒していくのを感じた。高架から見える町並みは、京急に並走する国道15号線。いつも自転車で走る道を眺めたなら、手持ちの iPhone で毎朝の日課であるカナダの国営放送 CBC をネットラジオで聞いていた。 iPhone 5s に変えてからというもの LTE の帯域の太さをフルに活かしたネットラジオが実に快適に聞ける。 iPhone 4s の頃にはすぐ接続が切れていたことを思うと、実にありがたいことだ。

 電車は程なく平和島に着いた。ここで乗客が多少乗ってきたが、全く押し込まれる感はない。目の前に座っている乗客達も降りる気配がない。ふと、一番端に座っていた中年の女性がソワソワしながら駅を覗き込み、扉脇に立っていた女子高生になにかたずねているのが見えた。見ると大きなかばんを抱えた旅行者だ。イヤホンが耳をふさいでいたのでやりとりは聞こえなかったが、どうやら女子高生が的確な回答をできなかったらしく、女性は再度座ったもののソワソワしている。身を乗り出すのも不自由しない程度の車内だからと、イヤホンを外して話しかけてみた。

「どちらへ行かれるのですか?」
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