今日は飲み会。うちのグループが社内で賞をもらったので、その賞金で飲みに行こうという企画。一人頭5000円の予算なので結構いいものが食べられることになる。幹事ははせぴょんが担当だった。会場は去年の暮れにオープンしたばかりの豆腐料理屋。きれいで美味しいという評判なのだが、人気が高くてなかなか入れないらしい。そんな店で飲み会をやるということで、とっても楽しみにしていた。しか〜し、はせぴょんが今週から関西へ一ヶ月の出張に行ってしまった。で、幹事役がわしに回ってきたのが先週のこと。幹事をやるくらいどうってことないのだが、引き継ぎの段階で聞いた一言が、
「飲み会の場所は確保してないからよろしくね (はぁと)」
おぃ! 確保してないなら豆腐料理屋で飲み会なんて案内のメール書くなよ
「金曜日はすでに予約がいっぱいで・・・」
こうして、楽しみにしていた豆腐料理屋での飲み会が、和食系居酒屋での飲み会に変わったのだった。ちなみに、我らがリーダーのJは魚介類が嫌い。冷や奴にかかってる鰹節すら食べられないほど徹底している。和食と言えば刺身が出るのは定番。それが食べられないJが、いかに満足行くように調整できるかが幹事の腕の見せ所というわけで、当日は料理に細心の注意を払うべく、気合いを入れていたのだった。
ところで、昨日からセットアップしていた機材がようやく動くようになった。というわけで、S光ちゃんとすーさんを従えて客先に行くことになった。時間にして二時間もかからないだろう。昼食を終えてから機材をカバンに詰め込んでいたら、Jがやってきた。
「今日の飲み会中止にできへん? 仕事が立て込みすぎて、三連休に何人か出てこないといけない状況で・・・。それやったら、延期にした方がいいかと。あ、もしも法外なペナルティーを払わないといけないならいいんだけどね。」
十数人分の予約を当日キャンセルするのってやばいんちゃうか!? 居酒屋に掛け合ってみたら、はたして100%の料金を請求された。飲み会開催が決定となったのを見届けて、わしらは客先へ向かった。外はうららかな小春日和。客先へ行かずに、このまま遊びに行きたいような気になった。
で、客先での仕事は順調にいくはずだった。しかし、この客先ではなにが起こるかわからない。魑魅魍魎という言葉がこれほど当てはまる客先もないほどだ(苦笑)。今回も二時間で終わるはずのところが、気が付いたら日没、そしてややこしいことになって30分ほどの待ち時間が発生。終わったときには午後八時を過ぎていた。飲み会は七時半から。幹事代行を頼んだK南さんに電話してみたら、まだ仕事していた。
「まだ四人しか行ってないらしいよ」
四人で十数人分の料理とは実に豪勢だ(苦笑)
オフィスに戻ってみたら、結構人が居なくなっていた。すーさんを先に飲み会へ行かせて、わしは今日の作業報告と問題点をまとめていたが、その間30分おきに飲み会会場から電話が入る。挙げ句の果てにJ自らが電話してきて、
「まだやってるの? 仕事は適当でいいから、早よ来いや」
と言ってきた。こうして呼んでくれるのは非常にうれしいが、適当でほっぽり出したら週末働くハメになるから、そうはいかない。こうして、仕事が終わったのは11時前。居酒屋は11時半に閉まる。駆け付け三杯一気をするつもりで生中を四杯頼んで、会場へ猛ダッシュ。こうして、ようやくありつけたビールの美味かったことといったら。会場で聞いたのが、わしが来ないことをJがとても心配していたとのこと。そこまで気を遣って貰えるとはありがたいね〜
家に帰ったら、少し飲み足りない気がしたので、去年から冷蔵庫で眠ってるビールを出してきた。「Saturday Night Fever」を見ながらネットをしつつ飲むビールはまた格別。それも家だから思う存分くつろげる。で、くつろぎすぎたらしく、目が覚めたら朝の7時だった(爆苦笑)。モルツのレギュラー缶二本とヱビスのロング缶を一本飲んだらしかった。