ミナミの帝王 闇の裁き 2001年の作品。ようやく21世紀の銀次郎を見ることが出来たよ(笑)。予告編にホームページアドレスが出てくるし、携帯電話も折り畳み式で小さいし、銀次郎の髪の毛が茶色っぽいし、あらゆるところに21世紀を感じるね(笑)。 で、話は借金を抱えたDCブランドショップとポルノ映画館のオーナーに近づいて、夜逃げ費用と引き替えに不動産を譲渡させ、そこにかかってる抵当権を滌除 (てきじょ) させる不動産屋と弁護士の話。その滌除が銀次郎のところに来たが、それでおとなしくしている銀次郎じゃない。 最初にでてきたホストクラブのホストがぜんじろう。テレビで見ると中途半端なお笑い芸人にしか見えへんけど、これがホストだとはまり役に見えるところが面白い(笑)。あと、作品中に出てきたPowerBook G3。よく見たらスクリーン下のリンゴが七色。どうやらOS Xを動かすことが出来ないWallstreetらしい(笑)。 | |
ミナミの帝王 劇場版VIII 土地を持ってるお年寄りの家に通い詰めて親切を装い、老人ホームの契約金と称して3000万円と印鑑を騙し取る詐欺師。その詐欺師を追って博多に飛ぶ銀次郎と沢木はんの話。今回は舎弟があまり目立たなかったのと、上岡龍太郎が出てたのが印象的。1996年の作品で、ちょうど同様のケースが問題になった頃だと記憶してるが、こういう情に訴えて詐欺働くヤツは最悪だね。作品中ではハッピーエンドで詐欺師もろとも救われて終わってるけど、実際目の前にいたら許せないね。 | |
デッド オア アライブ〜犯罪者 以前、竹内力のことを検索して遊んでいたら、哀川翔と共演している映画として、この映画のタイトルを知った。オチがすごいとの評判(?)だったので、それを楽しみに見てみた。 哀川翔が警察役、竹内力が中国人ヤクザの「ヒーロー」と呼ばれる親玉的存在で、躊躇うことなく銃を操っていく姿は爽快。最後はカーアクション & 銃撃戦の直接対決。そこまではいいんだが、次の瞬間「なんでやねん!」というツッコミを入れたくなる場面が。そして最後は、本当にとんでもないオチ。なんでああいう終わり方するのか、そもそも、あんな終わり方になる伏線がどこにあったのか全然わからん。 哀川翔が出ている映画を見るのは二本目だけど、ナンシー関も言うてるように、あの声が・・・。続編も見てみようっと(笑)。 | |
ミナミの帝王 劇場版VI 国際偽装結婚をテーマにした作品。かつて聞いたことある事件を元にしたのだろうが、話が大きいだけに、舎弟の竜也が刺されたり、九州に飛んだりと事件の展開も大きく見ていて迫力あった。 | |
ミナミの帝王 劇場版IX 今回も舎弟がアニマル梯団のコアラだった。さらに途中で出てきた窃盗犯がアニマル梯団のおさる。関西弁がずいぶん不自然な感じだったが、それなりにはまり役だった。 で、今回はロサンゼルスに飛んだ銀次郎達。英語を喋りながら人捜しをする麻子が格好いいね。 | |
踊る大捜査線 THE MOVIE 実はテレビのシリーズを一度も見たこと無かったのだが、それでも面白かった。こうしてみると、現場って大変だよね〜。ていうか、適当なことばっかり言ってて、兵隊がどうなっても気にしない上の人間てなんかやだね〜。 | |
ミナミの帝王 絆 -KIZUNA- 運送会社の社長が台湾人ホステスに入れあげて、本国へ返してあげようと600万円を騙し取られてしまう。このシリーズに出てくる「社長」は、大抵甲斐性なしで従業員からも信頼されてないモノだが、この社長が払えなくなったトイチの利子を従業員が立て替えるところが意外。タイトルの「絆」というのはそこに由来しているのかと思ったら・・・。浪花節ないい話やね。 2002年の話だけに、出会い系サイトの話に始まり、偽造ハイカの話とか出てきて、時代を感じなかったところも良かったね。 | |
ミナミの帝王 劇場版 X 芸者と結婚した印刷会社の社長が、旅行代理店に勤める男の言われるがままに旅行代理店を作り、ハワイ行きの格安チケットを売りさばいて大儲け。ところが旅行代理店の男が2100万円を持って消えてしまった。さらにこの社長、ホステスに金も騙し取られて踏んだり蹴ったり。挙げ句の果てに蒸発。それでも借金を返そうと健気に芸者をする奥さんがなんとも可哀相で・・・。そこへ芸者として潜り込んでいく麻子の弟子の探偵(名前忘れた(^^;)が格好いいね。さらに調査を続ける麻子もまたいい。こうしてみると、最近の作品に出てくる川島なおみは、写真を撮る以外に何もやってないよな。 | |
ミナミの帝王 劇場版 XI 冒頭で、「突然の婚約会見」した人気映画俳優が、ぜんじろうだったのには大笑い(笑)。今回はいつもの騙される話とは毛色が違い、借金を重ねて退職金を前借りしてまで、自腹で捜査費用を捻出してまで、事項間近の殺人事件を追いかける刑事がメインの登場人物。なんでそこまで拘るのかその経緯がまた泣かせる。で、その手助けをする銀次郎達。最後には犯人を見つけて金で解決をしてしまうのだが、その裏にあるどんでん返しがまた面白かった。 | |
熱血! 二代目商店街 竹内力主演だが、「ミナミの帝王」とはかなり違ったキャラクター。どちらかというと、こち亀の両さんの子供時代がそのまま大きくなったような印象を受けた。場所は何十年も続く古い商店街。魚屋、肉屋、八百屋、酒屋のそれぞれ二代目が、暴走族時代のライバルだった大手スーパーの次長が展開しようとする商店街の買収→ディスカウントスーパー建設計画に立ち向かっていく話。にらみ合うシーンはそれなりの迫力があったが、全体に殺伐としないでほのぼのとした雰囲気がいい感じ。飲み会のカメラワークはそのままヨッパライの目線だし、夏祭りのカメラワークも舞台と客席を一台のカメラで行ったり来たりすることで雰囲気がよく表現できていた。ただ終わり方が、続編への伏線を残したような、すっきりしない終わり方だったのに引っかかったが、本編終了後に次作の予告編がそのまま続いているのが笑った。次作を見るのが楽しみ♪ | |
熱血! 二代目商店街 爆裂編 昨日見た「熱血! 二代目商店街」の続編。そのままのキャスト&設定で、再びディスカウントスーパー計画に対抗しようとする話。今度は二代目達のマドンナ的存在だった明美が商店街にスナックを開店するが、その裏でエンゼル食品の赤藤が糸を引いており、商店街存亡の危機が訪れる。話自体は非常に単純だが、その端々に見られる雰囲気が好き。残念ながら続編は未定だが、もしこれが連続ドラマになるなら毎週見たいな | |
007 Goldfinger アメリカの金を保存しているFort Knoxを襲撃する計画を立てたAuric GoldfingerにJames Bondが立ち向かう。この映画のいろいろなシーンが、The SimpsonsやAustin PowersやThe Naked Gunなどでパロディーとして使われているが、ようやくそのルーツにたどり着けたわけだ(笑)。 Fort Knoxを襲撃するに当たって、一度吸ったら24時間は意識を失う毒ガスを飛行機で街中にばらまくというものすごい設定で、しかも高いところからばらまいただけで街中の人々がバタバタ倒れていくところが爆笑。こんなガスが現実に存在したらとっくにテロに使われてるだろうね(笑)。 | |
ミナミの帝王 逆転相続 自分のCDを自ら買い占めてまでランキングをあげようとする演歌歌手に、ある日カジノバーへの出資の話が。ところがそのカジノバーが摘発されてしまい、歌手は借金を背負い込んで夜逃げしてしまう。いつものように銀次郎がその歌手を見つけだして、金を騙し取った相手からきっちり取り戻した。すでにお決まりのパターンなんだけど、最後にはすきっとするところ、水戸黄門に近いモノがあるのかもしれない(笑)。 | |
007 A VIEW TO A KILL 以前TVで少しだけ見たことがあって、橋に気球が結びつけられるシーンが印象的で初めから見たいと思い続けてた映画。シベリアでのスキーを履いた銃撃戦に始まり、パリのエッフェル塔から飛び降りる犯人を追うカーチェイスに、サンフランシスコの消防車で逃げ回るシーン、さらに炭坑での洪水などスケールが大きいこと。1985年の作品だが、シリコンバレーを潰そうという壮大な計画がまた面白い。さらに今回の悪役であるChristopher Walken演ずるMax Zorinの怪しい目つきやGrace Jones演ずるMay Dayの野獣のような役がまた不気味。これは見て良かった。 | |
ミナミの帝王 劇場版XV 商工ローン保証人の落とし穴 一時期問題になった商工ローンを扱った話。「根保証」を根拠に、実際の貸した金額よりはるかに高額な補償額目一杯まで保証人から取り立てる商工ローンを銀次郎が追い込んでいく。舎弟が山本太郎で、探偵が竹井みどりといしのようこ。この組み合わせが一番いいな。山本太郎はネイティブな関西人やし、探偵はやっぱり竹井みどりがかっこいい。この回ではあまり活躍してないけど。 もう一つの見所は、テキ屋の口上の見事さと隠語がたくさん出てくるところ。実際のテキ屋なんてあまり見かけないし、あれほどの口上で物を売ってるテキ屋なんてほとんどみかけへんからな。 | |
DUEL 邦題「激突!」。これはスピルバーグがメジャーになる前、1972年の作品だそうだ。雰囲気的には夜中の2時に民放でやってそうな感じだが、見始めたら止められなくなる。たまたま追い抜いたトレーラーにしつこく付きまとわれ、挙げ句に命で狙われるという話だが、最初は、 「こんな意地悪なドライバーいるよな〜」 という感じだったが、途中から追いかけ方のしつこさが面白く思えてくる。それがあからさまに命を狙ってくる辺りから不気味に思えてきて、そしてクライマックスへ。BGMはほとんどトラックのエンジン音、しかもトラックドライバーの顔が見えないところが不気味さを増す。主役の必死な表情がとても雰囲気をよく表してる。敢へていうなら、ドライバーがハンドルに近づきすぎてるところが気になったかな(笑)。 | |
デッド オア アライブ 2 逃亡者 前作でとんでもない終わり方をしてから、今度はどんなストーリーになるんだろうと思ったら、キャスト以外は違う設定。隠岐の孤児院出身のシュウとミズキが再会したのは、ミズキが狙った暴力団組長をタッチの差で先にシュウが射殺したことだった。その後、隠岐へ逃げてきたシュウを追いかけてきたミズキは、自らが育った孤児院を訪ねるが、そこでの平和なひと騒動のあと、大阪へ飛び、二人で殺し屋稼業に励む反面、報酬金を全て発展途上国のワクチン代に入れてしまう。前作のように「度肝を抜く」ような終わり方はなかったが、やはりシュールなラストシーンに思わず笑ってしまった。 | |
007 Golden Eye ロシアの衛星を乗っ取ってロンドンを攻撃しようという計画にボンドが挑む。最近見た1960〜70年代の007シリーズと比べて、映像のリアルさがとっても新鮮。しかしQがボンドカーを紹介しているシーンから、どうも見覚えがあるな〜と思っていたら、以前見たことがあった どうでもいいけど、日本語字幕から「トロント」を外さないで欲しかったな>戸田奈津子。 | |
ラヂオの時間 主婦が投稿し、入選したラジオドラマを生放送でやろうとするが、女優のわがままから名前を一つ変えたことが原因で、どんどん話が変わってしまうというコメディー。生放送のスタジオという緊張感と、作家、プロデューサー、ミキサー、放送作家、そして俳優達それぞれがプロとしての変なプライドやこだわりを持ってるところ、さらにそこから辻褄合わせでいろいろなアイディアを飛び出すところがとっても面白い。見終わったあとでぼんやりとだが、確実に印象が残った作品だった。敢へて突っ込むなら、「ミシガン湖に沈む夕日」という台詞に誰か突っ込むんじゃないかと期待してたのが放置されてたのが残念。シカゴから見てミシガン湖は東にあるから、夕日が沈むことはないのだが(笑)。 | |
ミナミの帝王 スペシャル ver.40 裏金略奪 これで近所のTSUTAYAに置いてるミナミの帝王シリーズは全部見終わることになる。萬田から30万の借金を抱えていた男(島田洋七)が、「近々金が入る予定があるから」と100万の追加融資を受けた直後に水死体で発見される。保険金目当ての自殺かと思われたが、その裏には料亭の裏金を盗み出した男と、その男にからんだ暴力団とが絡んでいた。これまでの「ミナミ〜」シリーズよりも、より血なまぐさいストーリー展開で沢木組大活躍な感じだが、最後はやはり銀次郎流の形の付け方をしていて一安心。 薬師寺保栄が演じるチンピラヤクザ役がとってもハマってる。あと、略奪した金を部下に回さず独り占めしてしまい、最終的に銀次郎から追い込まれる組長(梅沢富美男)が、金正日に非常に似ているのだが、やはり意図的なのだろうか?(笑) |