それまでに見た映画とか
戻る
2002年
11月21日野獣死すべし
 大藪春彦が書いた原作を読んで、一気にハマってこれを見ることにした。そのためだけに、わざわざTSUTAYAの会員になったほどだ(笑)。
 松田優作が、この役柄のためだけに8kgも減量したという作品だったが、原作が持つハードボイルドな雰囲気があまり感じられず、主人公の伊達邦彦を狂気の行動に駆り立てた部分 (それも主人公の語り) ばかりが印象に残ってしまったのが残念。
11月27日難波金融伝 ミナミの帝王 非情のライセンス
 日曜日の昼間とか、たまにやってるシリーズで、主役の竹内力が関根勤に似てるなぁと思っていて借りてきた。子分役の山本太郎がいい味出してて、秘書(?)役の川島なお美がかっこいい。「塚本の家具屋」が出てくるのに、遠景で京阪が出ていたのは、まぁご愛敬というところだろうか(笑)。あと、銀次郎の机に載っていたコンピューターがPowerBook G3に見えて仕方がなかったのだが、結局謎は解けず(苦笑)。
11月29日難波金融伝 ミナミの帝王 銀次郎vs悪徳弁護士
 最初の方で出てくる西成の風景が、そのまんま川崎に見えた。どっちも似たような土地なわけだが(^_^;)。みたまんま「悪徳」という形容詞が似合いそうな弁護士がなんともいい。それにしても、このシリーズにしてはえらい大団円というのが、見てて良かったね。
12月1日難波金融伝 ミナミの帝王 破産・金融屋殺し
12月2日難波金融伝 ミナミの帝王 極道金融
 今回の悪役は山城新吾なわけだが、めちゃめちゃな悪役というより、悪い人やないねんけど、背後のコンサルタントに操られたといったところだろうか。あれだけ名の通った俳優を出すんなら、もっとキャラクターを立てても良かったと思ったが。
12月4日難波金融伝 ミナミの帝王 銃撃の復讐
 「銀次郎銃撃される」というタイトルに惹かれて借りてみたが、中尾彬の悪役が実にハマってて面白かった。
12月8日笑いの殿堂 自画自賛
 高校の時、東海テレビのミッドナイトチャンネル第二部でやっていたのがとても面白く、今回借りてみた。ブレイク前のウッチャンナンチャンに、ピンクの電話、爆笑問題が出ていたのがとても印象的だったが、期待してたほど笑えなかったのが残念。1990年の作品ということで、12年前の服装や髪型に目が行ってしまった(^_^;)。
笑いの殿堂 星降る夜★お逢いしましょう
 上と同じ理由で借りたが、こちらの方が面白かった。なにより、爆笑問題 (実際に売れ出すのはこれから7年後になるのだが) の二人が若かったのが印象的! しかも、よく見たら石塚英彦 (from ホンジャマカ) が一人で出てた。こちらもめちゃめちゃ若い!! ネタとしては、腹を抱えて笑うということはなかったモノの、なかなかよかった。
難波金融伝 ミナミの帝王 劇場板XIII リストラの代償
 三年前に会社をリストラされ探偵になった男だが、変にお人好しでいつも躓いてしまい借金が返せない。憎めないキャラなんだけど、見ててイライラしてくる(笑)。そんな男が、三年前に辞めた会社から退職金を貰ってないことに気づいて、そこへ乗り込んでいくわけだが・・・。
 二代目社長を演じる斉藤洋介の舌足らずな喋り方も、その社長を追い込む銀次郎の手だての痛快さもよかったが、上の二本で見たばかりだったピンクの電話が出てたのが、また可笑しかった。
12月14日007 Never Say Never Again (1983)
 Sean Connery演ずるJames Bondが見たくて借りてきた。激しい爆発やカーチェイスを期待して見たから、ちょっと期待はずれだったのが残念(^_^;)。ただ、Rowan Atkinson (a.k.a. Mr.Bean) が実にいい味を出していた。
 久々に見た洋画だったが、やはり洋画ならではの笑いどころというかギャグというか、日本で生活していると忘れてしまう、そのセンスを思い出させるには結構参考になった。
難波金融伝 ミナミの帝王 トイチの身代金 (2000)
 今回は相棒が山本太郎だが、秘書役が竹井みどりといしのようこという取り合わせ。なにより、萬田が金融情報を調べるのに使っていたのが、PowerBook G3だったのが一番の見所(笑)。
 この作品で、堀ちえみが本格復帰したと言われたらしいが、なにより子役の見事な演技と役回りが光る一本だったと思う。
12月17日 難波金融伝 ミナミの帝王 騙しの方程式 (2001)
 TVCMなどで世間一般から認知されている「クリーン」なサラ金。そんな業者を紹介すると称して、法外な手数料を取る裏金融。実は、そのサラ金と裏金融はつるんでいた。そんな状態に罠にはまった工場社長と日本舞踊家元を盾に、サラ金業者へ挑戦を挑む銀次郎。
 このシリーズを見てると金融業界に潜む罠や、それを回避する方法などの知識がついて面白いね。
The Fast and Furious (2001)
 邦題:ワイルド・スピード。とにかくカーチェイスを見たくて借りたが、英語で見ると話に付いていけなくなってきてる(泣)。アメリカで撮った映画のはずなのに、なぜかGT-Rとか日本車が多く、日本人が好みそうなチューンアップやドレスアップがされてるなぁと思ったら、どうも監督とかスタッフとかに中国系が多いみたい。アメリカ人でもあの手の改造を好む人たちはいるけど、アジア人はその傾向が顕著。実際出てくる役者やエキストラもアジア系が多いのが目に付いた。まぁ、わしも昔はそういうの好きだったから、いいんだけどね・・・(^_^;)。
 エンディングテーマのラップ、所々日本語のフレーズが入ってるんだけど、よく聞き取れない上に意味不明なところが笑える。
12月20日AIRFORCE (2001)
 「AIRFORCE ONE」と間違って借りてきた(;_;)。なんか演技もイマイチだし、格闘シーンでいちいちスローモーションにしてるし、緊迫感も少ないし、ストーリーもわかりやすいし、CGはちゃちだし (これはAIRFORCE ONEでもそうだけど (^^;)。 まぁそれなりに面白かったけど。
12月22日Harry Potter and the Sorcerer's Stone
 二作目が公開されて話題沸騰の映画。初めて見たけど、CGも自然に入っていて、ストーリーも分かり易くて面白かった。
12月28日難波金融伝 ミナミの帝王 長編版 5時間
 TSUTAYAが安かったので思い切って五本まとめて借りてきた。一本あたり一時間で合計五時間。長編モノだけあって、ストーリーも設定もとても濃く、一本あたりがあっと言う間だった。
 出だしはいきなり、銀次郎の子供時代。父親の借金に苦しむ家族に、その借金の原因をつくったヤクザの親玉、丸岡に立ち向かう子どもの銀次郎。その丸岡と再会し、決死の対決することになる銀次郎。
 これまでの話とは違って、人が連れ去られ殺され、さらにその背後の人間模様が克明に描かれ、五時間かけて見た価値はあった。
12月29日爆笑問題のハッピー・タイム
 1997年の作品。太田が若い(笑)。CM風のコントがたくさんで、ネタモノが三本入っていた。はっきり言って、ネタはイマイチ。CMばかりでもよかった、というか、CMネタばかりで一本にしてくれた方が、最初から最後まで笑いっぱなしでいけたように思える。それにしても、タイムマシン欲しいな(笑)。
12月31日第53回 NHK紅白歌合戦
 ビデオでも映画でもないが、まぁ定番ということで(^^ゞ
 前半は面白くないので10時ぐらいからしか見てないが、気づいたのを適当に書いてみよう。

「Alfredo Casero & THE BOOM / 島唄」
「音楽に国境はありません」と使い古されたとも言えるセリフを残してステージに上がったAlfredo Caseroだが、アルゼンチンで大ヒットした曲だけあって日本語の発音もとても自然。その体型から来る歌唱力も充分。南米に行くときはこの歌は是非マスターしておかねば。

「Every Little Thing / UNSPEAKABLE」
 かわいそうなほど声が出てなかった。

「湯沢の女 / 美川憲一」
 前半は普通のステージ衣装に見せかけて、間奏の間に早変わり。5000個の電球に三億円のダイヤをちりばめたらしいが、本人は身動きが取れずオブジェの一部となってた。やっぱり飛んでくれなきゃ(笑)

「雪泣夜 / 小林幸子」
 こっちの方がステージ的には上かな。去年だったか、電飾の巨大な蛇がうねうねしてるのに比べりゃずっといい。でもこの二人の衣装対決、年々インパクトが無くなっていくんですが(苦笑)

「大きな古時計 / 平井堅」
 この歌のルーツとなったMAにある民家から生中継。現地時間が朝八時半だったからか、声を出しきれてなかったのが見てて気の毒だった。それでも静かな住宅街の映像に生演奏がいい雰囲気を出してた。

「My Gift to You / Chemistry」
 しまった! auの携帯からコンサートに応募するの忘れてた!

「飾りじゃないのよ涙は / 中森明菜」
 「リハーサルで声が出ず」などとスポーツ新聞に書かれてたが、歌い切れててなにより。全盛期ほどの勢いはないにしても、余裕な表情で歌ってた姿を見ただけで満足でした。

「Wishing On The Same Star / 安室奈美恵」
 なんかのテレビでこの曲か忘れたけど、CDで聞いたときは、「しばらく見ない間に、少し上手くなった?」と思ったけど、ダメダメ。中森明菜の余韻が吹っ飛んだよ(苦笑)

「freebird'02 / SMAP」
 この人たちに歌唱力を求めちゃいけません。

「昴 / 谷村新司」
 中国での公演をやったこともあり、胡弓との競演。いいねぇ。アジアに誇れる日本の曲だねぇ。実際この曲、中国へ行ったときに歌ってみたら、現地のおっちゃん、おばちゃんが踊り始めたほど知られている。こういういい曲をもっと輸出するべきだね。

「地上の星 / 中島みゆき」
 この人が生で、それも紅白に出るということ自体、画期的なこと。それも極寒の黒四ダムからの中継。というわけで、今回の紅白で一番楽しみにしていた場面。第一報を聞いたときは「ライトアップしたダムをバックに屋外から中継」と聞いたのだが、いつのまにかトンネルからの中継になっていた(笑)。それでも氷点下二度にノースリーブの衣装は寒かっただろうに・・・。途中歌詞を間違えたらしいが、そんなこと全然気づかず、ただただ迫力に圧倒された。

「抱擁 / 和田アキ子」
 歌唱力が段違い。バックにいたコーラス隊と相まって、その迫力はすごかった。それに比べたら、リー●21のCMソング、ありゃなんだ!? (爆)

「おふくろの子守歌 / 五木ひろし」
 涙の熱唱だったね。


それまでに見た映画とか
戻る
dj-kaz@DJ-Kaz.com