J-POP最低宣言



 紅白を見ながら書いているのだが、なんか8時台から美川憲一やら島倉千代子やら氣志團やら波田陽区やら、「目玉」と呼ばれていた人が次々と出ているのだが、これはダイジェスト版か!? このペースでやっていってだいじょうぶなのか!?

 紅白といえば思い出すのは、今からおよそ4年前、1999-2000年の年越しのこと。当時カナダにいたわしは、Niagara Fallsのカウントダウンを見てから家に帰った。12時40分くらいだっただろうか、家に着いたのは。テレビをつけたら、Montrealでやっていた、Brian AdamsCeline Dionのデュエットを再放送していた。カナダを代表する二大アーティストの競演ということで、その迫力は言葉で言い表すことも出来ない。特にCeline Dionは、そのステージを最後に休養に入ると宣言していたこともあって、まさに鬼気迫る勢い。最後の最後など、言葉を失うほどの迫力で、しばらく呆然と画面を見続けるしか出来なかった。

 そして翌日。適当につけたチャンネルでは、日本の紅白歌合戦をやっていた。カナダでは元旦にNHKの紅白歌合戦をやるのだ。歌っていたのは、アイシャドウがめちゃめちゃ濃い、音程を外しまくりのか細い女。

なんじゃこりゃ!?

歌い終わったところでわかったのは、それが「浜崎あゆみ」だということだった。

 続いて出てきたのは、下手くそなバンド。メロディーも何もない。ギターもベースも単にかき鳴らしてるだけ。ボーカルの叫び具合といったら、酔っ払いじゃねーのかというくらいで・・・。それが、ラルク某というバンドだった。

こんな物をカナダの電波で放送するなんて、日本の恥だ。
ていうか、ラルクなんとかといえば名工大出身の人がいると話題にしていたが、こんな音を出しているようじゃぁ、

名古屋の恥(苦笑)。

 カナダで聞いた、本当に「アーティスト」と呼べるに値する人たちと比べるのは失礼だが、こんな曲を今まで聴いて喜んでいたのね・・・。まさに「J-POP最低宣言」な年末年始でしたよ(苦笑)。

Posted: Fri - December 31, 2004 at 09:28 PM          


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