屁タレどもよ! / 中村うさぎ



文春文庫

「悪口」がテーマの今回のエッセイ(?)。総勢42人の悪口をとにかく言いまくる。それもナンシー関のように深さもなければ、ちくりとした毒も感じない。ただただ、あの「うさぎ節」で悪口を言いまくる。これが読んでて非常に明快。しかも同意できるところが多くて楽しい。もともとは別の出版社から普通に出される予定だったのが、「発売五日前」になってインターネット販売のみの扱いになったといういわく付き(笑)。面白かったから、というより読みやすすぎて一気に読んじゃったよ。

Posted: Fri - July 16, 2004 at 01:30 AM          


©