とらちゃん的日常 / 中島らも



(文春文庫)

 表紙の「とらちゃん」があまりに可愛いので買っちゃった一冊。中島らもの死去からまだ二ヶ月ちょっとしか経ってないのでナンシー関のように追悼の言葉が巻末に並ぶのかと思ったら、そんなことはなくて普通のエッセイ。それもやばい話がほとんどなく、(ネコにマジックマッシュルームを食べさせた話はあったが(^_^;))、とらちゃんを中心とした日常に、執筆やライブや芝居の話が多数。本文中にちりばめられた写真の数々が、とっても可愛いく、文章もいつものようなとがった感じが無いのは、おそらく親馬鹿ぶりがでてるんだろうな〜。

 2004年4月づけのあとがきで、「とらちゃんはピンピンしていて元気だ。」とあるが、その後どうなったのかが心配・・・(;_;)。宝塚の実家に引き取られたのか、依然として事務所の大家さんに可愛がられているのか・・・。続編をわかぎゑふ辺りが書いてくれないかな〜。

Posted: Wed - October 13, 2004 at 11:10 AM          


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