よっぱらいのたわ言だが



　オリンピックが始まって、スポーツに興味ない人間には面白くも何ともない数週間が始まったわけだが、わしは今日一日ゴロゴロすると決めたんだ。いや、決めたんだってばぁ。

　ということで夕方、ビールを飲みながら、ドラえもん→あたしんちというゴールデンコース。次に見るもんがなかったので適当にチャンネルを変えていたら、全国交通機動隊24時みたいな番組をやっていた。要するに暴走車を捕まえようという警察の広報番組。

　もうね、見とるとそのしょっぱい芝居にぞぞげが立つわ。

　向かいから指名手配の暴走トラックがやってくるのが見えた。対向車線を走っていた警察は、
「命に関わるからとトラックを見逃した」

もうね、アフォかと。ヴァカかと。

それやったら、対向車線にパトカーをバリケード代わりに止めて、警官が逃げれば済むだろ? おまえら、パトカーの座席に皮膚が癒着しとるのか?

ほかにも、暴走車を追っかけるパトカー数台が大名行列。これはありがちな光景だが、その間、暴走車は蛇行運転を繰り返したり、対向車線を走ったりして、
「このままでは一般車両にも危害が加わる恐れがある!」
と、Ｋ察とナレーションの声が。

ならばとっとと先回りでもして捕まえろよ!

結局、相手がパンクして自滅したのだが、捕まえるチャンスなんていくらでもあっただろうに。その気になったら、相手の前に回り込んで無理矢理進路を防ぐとか、相手のタイヤに発砲してパンクさせるくらいできただろ? 万が一警官が負傷したら、その分相手に請求できるだろ?

あと、松山かどっかで追突当て逃げした車を市内中に捜査網敷いて捕まえたってのやっていたが、

「けが人はなかったものの、一歩間違えば大事故に繋がる。許してはおけない。」

うそばっかり!

わしが昔、奈良で二人乗りのノーヘル原付に突っ込まれた時、奈良県警は何をしてくれた?
現場検証で車の後ろに立って説明しようとしてたわしを、
「車道にでるな！」
と恫喝して、ろくに検証もせず、捜査網どころか適当に近所を流して終わらせた奈良県警はなんだったんだ?

まぁこの手の番組は、
「警察庁交通課お墨付き」
の広報番組だから、100%真に受けるのがアフォなことはわかっとるが、結局Ｋ察なんて宛てにはなりません。アメリカのカーチェイスに比べたら甘っちょろいこと比較になりません。なんのために拳銃持っとるの? なんのために高性能なパトカー持っとるの? はっきりいって豚に真珠。馬の耳に念仏。無駄の極地。こんなことやっとるから、今日もうちの前ではノーヘル原付が平気な顔して信号無視しとるんだわ。

　あ〜あ、もう日本は腐りきっとるね〜　ヽ( ´ー｀)ノ

Posted: Fri - August 13, 2004 at 12:08 AM          

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