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4月26日(土)
 朝までカラオケをやっていて、帰ってきたのが6時過ぎ。一日中寝倒した。本当なら夕方7時からRyanちでCraigの送別会をやるのだが、とてもそれまでに復活できなかった。で、夜10時過ぎ。
「やっぱ、行かれへんわ」
という電話を入れたのだが、あまりに楽しそうな雰囲気に終電近くの電車で出かけた(笑)。途中、横浜中央局に寄って、以前オークションで売った代金20万円を降ろしていった。最近はコンビニや郵便局が遅くまでATMをやってるから非常に便利だ(^-^)。

 で、Ryanち。EricやSatoshiも来ていて、皆でビデオを見ているところだった。わしは空腹のまま行ったので残っていた寿司やケーキを平らげた。一段落付いたところで、例の20万円を手渡した。全部千円札で(爆)(写真はこちら)。ミナミの帝王じゃないが、札束を積み上げて、
「これが全部の売り上げや。このうち、利息分とわしの手数料がこれだけ。あとはあんたの取り分や」
とやりたかっただけ(笑)。

 大いに盛り上がってからビデオを一本見て、わしとEricは始発電車で帰った。

4月27日(日)
 始発で帰ってからシャワーを浴びて寝た。起きたのは当然昼過ぎ。ダラダラと買い物に行き、笑点を見て、適当にネットして寝た。明日はまた仕事か・・・(;´Д`)。

4月28日(月)
 飛び石連休の中日。オフィスの人口は半分くらいだった。やる気0。ダラダラとおにぎりを食べながらネットサーフィンしていたら、Craigが現れた。荷物を引き取りに来るとは聞いていたが、まさかこんなに早く来るとは・・・。おにぎりを食べ終わったところだったが、そのままお昼に出かけた。行き先はCraigお気に入りの回転寿司。

 お昼を食べて、長い昼休みが終わってから気づいた。明日日本を発つCraigは20万円もの現金を持っている。これをアメリカドルにしなければいけない。一番効率的なのはトラベラーズチェックにすることなのだが、銀行はすでに閉まってる。そこで頼りになるのは郵便局。問い合わせてみたら、夕方6時までやっているとのこと。どうせ仕事もあまりないので、一緒に郵便局へ行った。申込書には「日本の連絡先住所」とあったので、うちの住所を貸し、Craigは千円札150枚を郵便局員に託した。10分後、局員はAMEXトラベラーズチェックの冊子を持ってきて、住所・氏名を書くよう伝えた。ここにCraigはアメリカの住所を書いた。やつはアメリカ在住(のスコットランド人)だから、至極当然の行為だ。ところが局員、申込書と住所とが違うということで困惑したらしく、奥へ引っ込んでしまった。カウンターの後ろにいた課長と思われし男と相談すること10分。どこかへ電話をかけて問い合わせること20分。ようやくT/CはCraigの手に渡されたのだった。レートは121円/$1。手数料1300円ほど。悪くないが、待っていた人たちが20人ほどに膨れ上がってしまったのにはちょっと申し訳なかったが(^-^;。

 夜。最後の晩餐会として居酒屋へ。W辺さん、O山くん、K南さん、その他総勢8人で焼き肉やおつまみなどをひたすら食べながら盛り上がった。思えば、Craigが来たのは去年の7月。それから9ヶ月の間日本にいて、本当に日本が好きだということを何度も言っていたCraigだったから、その最後の晩餐は感慨深いものだったのだろう・・・。実際はばか笑いばかりしていたけど(笑)。そんな晩餐会も終電の都合で11時半でお開き。元気があったときはそこから和民へ行って始発までなんてこと平気だったが、明日は本人も帰らなければいけないので自重していたようだ。久々に仕事以外で終電に乗って帰った。

4月29日(火)
 朝、8時半に起きて、いつものようにeMacを立ち上げてみたら、最初に目に飛び込んできたのは新しいiPodとiTunes Music Storeのニュース。おそらくCraigは知らないままだろうから、Appleのサイトを片っ端からWebアーカイブにして保存。さらにiTunesとQuickTime 6.2をダウンロードして、それらをPowerBookにきっちり保存して出かけた。今日はCraigを成田空港まで見送りに行くのだ。

 Ryanちに泊まっていたCraigは結構準備が遅かったらしい。わしが川崎に着いた時にはまだシャワーを浴びていたとのこと。仕方ないので、ヨドバシでiTunes Music Storeの詳細を見ながら時間を潰していたらようやく連絡が入った。お昼は品川で食べるとのことだったので、品川駅で待ち合わせた。

 Ryanとその彼女Tomokoとともに現れたCraig。挨拶もそこそこにAppleのページを見せたところ、大興奮。あまりゆっくりと昼食をとる時間はないが、それでもiTunes Music Storeの詳細を聞いて一刻も早く試したそうにしていた。で、やってきたのは品川駅から徒歩7分ほどのインド料理屋。食べ放題でもない普通のインド料理で、値段も決して安くない。しかし美味。小さい店だがこれなら十分満足(^-^)。

 その後ホテルに移動。ここで荷物を詰め替えなおし、空港行きバスの時間を待つ。付いていくのはわしだけ。Ryanとその彼女はこの場でお別れだ。ホテルのロビーで馬鹿話をしたり写真を撮ったりして過ごしていたが、その時間はすぐにやってきた。バス乗り場で、荷物が積み込まれるまでの間、別れの抱擁をするCraigとRyan。そして、CraigとTomoko。感極まって涙が止められない、Tomoko。その横で、わしとRyanが冗談半分で抱擁しあったりしていたのだが、やはり別れのシーンは悲しい。バスに乗り込むと、すぐに空港に向けて発車した。普段は冗談を飛ばしたりしているCraigだが、この時はかなり沈んでいて、声をかけることはできなかった。
空港ってのは悲しいよね。オレもCanadaに居たとき、留学生友達を何度も送りに行ったけど、そこへ向かうまでの高速道路を走るときの何とも言えない心境にはどうしても馴染むことができないよ・・・。ところで、iTunes 4入れてみない?
早速、Craigの12"PowerBookとわしのPismoをつないで、QuickTime 6.2とiTunes4をコピー。ついでに社員旅行の時の写真や動画もコピーした。この中には、ほかの酔っぱらいたちの激しい醜態が収録されていて、バスの中にも関わらずCraigは大笑いしていた(笑)。

 QuickTimeとiTunesのインストールが終わった頃に、ちょうどバスは成田空港に着いた。一時間ちょっと。思ったより早かった。ところで空港にやってきたのは初めてだったが、念のために持ってきたパスポートを提示してあっけなく検問は通過。そして第一ターミナルへ。中途半端な連休に加え、戦争とSARSというダブルパンチの影響か、伊丹空港以上にガランとした空港だった(^-^;。チェックインを早々に終えたCraigと、とりあえずスターバックスでお茶を。その時点で出発まで3時間以上。ネットにつなげられるスポットを見つけ、早速iTunes 4を試してみた。これが残念ながらUS Regident Only。試しにスコットランドの住所で作ったクレジットカードでSign upしてみようとしたが、ダメだった。わしだったら、日本のカードにカナダの住所。絶対使えないな(苦笑)。見てみると、20000曲というのは伊達じゃない。結構いろんな曲を見つけることができた。さらに30秒間の視聴もクリックするだけ。さらにAirMacで二台のMacを繋いで、お互いのライブラリーに入ってる.mp3ファイルをそれぞれで再生しあったりとなどと、まさに時がたつのも忘れて二人で新しいiTunesを堪能した。

 で、5時半。フライトまで一時間ということで、ゲートをくぐることにしたCraig。荷物を手伝いながらセキュリティーゲート前まで来て、お別れの抱擁を。思わず感極まって泣きそうに・・・なる前に、左下手を取って一気に寄り切ってみた(笑)。
これが日本の相撲だよ(笑)」
なんていいながら寂しさを紛らわせて、ゲートに消えるのを見送った。鞄をX線に通し、金属探知器をくぐり、その向こうで鞄を受け取って立ち去るであろうCraig。遠目に見ていると、鞄を受け取るところでなにやら揉めてる。鞄の中身を全部出さされてるみたいだ。考えてみたら、鞄の中にはPowerBookにVAIO、ゲームボーイアドヴァンスSP、PDA二台にデジカメ、デジタルビデオカメラ等々、電子機器満載だから怪しまれたのかも(笑)。見ていたら、鞄とその中身がX線に三回通されてた。ま、ここが日本でよかったね(笑)。最後は大笑いしながら出国審査に消えていく様子を見送った。人気のない夕方の空港。外は薄暗くなりつつあった。

4月30日(水)
 改めてiTunesで遊んでみた。やっぱり登録はできなかったが、いろいろと試聴して遊んでみたが、これは結構楽しい。これまではラジオで聴いた曲のタイトルを覚え、それをChaptersとかで検索してからアルバム単位で買っていたが、このサービスが使えるなら一曲単位から買えるので非常に便利。あちこちのサイトで評判を見てみたが、邦楽が全滅なことを除いては概ね評判はいいらしい。実際日本でこのサービスがスタートしたらすごいだろうな。こうなってくると、次に欲しくなるのはiPod。再来週実物を見てから考えてみよう♪o(^-^)o


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