限界集落株式会社

 iPhone に Kindle アプリを入れてから最初に買ったのがこの本。

 若者がいなくなって高齢化が進み、公共サービスが維持できなくなってしまった、いわゆる「限界集落」にある祖父の家へ、たまたま仕事に疲れて遊びに来た外資系証券会社の社員だった男がやってきて、そこから集落を再生させていく物語。

 個性豊かな人々が織りなす人間模様に、今話題の就農研修とか、ゆるキャラとかを絡めながら進んでく物語がリズミカルでストーリーに入って行きやすかった。最後はお約束な感じの大団円だけども、それでよかったという安心感が。

 しかし文庫本価格でも750円って、結構高いのね(^_^;

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