大量のビデオテープを捨てたお話

 連休だけどどこへ出かけるというわけでもなかったので大掃除することにした。

 捨てるべきものは色々あるのだが、カナダにいた時撮りためた”The Simpsons“と、現地で買ってきたレンタル下がりの映画のVHSテープが大量にあったので、思い切って捨てることにした。どちらも英語を忘れないように見つづけるつもりでいたのだが、最近はThe SimpsonsよりもiTunes Storeで買ったFamily Guyばかり観ている。映画もなかなか集中できないので、もっぱらスカパーでニュースとかドキュメンタリーとかばかり。帰国してからかれこれ13年、ほとんど見なかったということはもう要らないということだからね。

 前者はiTunes StoreではSeason 20以降しか売られておらず、日本でDVDを買い直すのも高い。さらに国内では放送禁止扱いになってしまった、”Thirty Minutes over Tokyo“がどこかに入っている。ホーマーが天皇陛下を土俵上で投げ飛ばすというめちゃくちゃなエピソードだけでも発掘してからと思ったのだが、一本6時間のテープを全部レビューして発掘するという労力を考えたら、むしろリージョン1のDVDを買って、USからDVDを取り寄せたほうが楽だろうということに気づいた(^_^;)

 後者は一度は観ている映画がほとんど。中には買っただけで開けてもいない新品の映画もあったのだが、これをDVDやMP4にするのは、やはり労力が大変で、なにより国内では違法扱いになってしまったため、そういうことをやってくれる業者も表向きは見つからない。試しに持っている映画をiTunes Storeで調べてみたら、出るわ出るわw。それも安い!今まで後生大事にVHSテープを守り続けていたのは何だったの? と馬鹿馬鹿しくなった。

 どちらも欲しい人に譲るという手もあったのだが、英語版なのでなかなか敷居が高いのか、今日日映画を見て英語を勉強しようという人はDVD買うてるから需要がないのか、買い取りても貰い手も現れないので大胆に捨てました。ついでにDVDで買い直した聖飢魔IIのVHSとかもね( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

 それと相前後して、こんな記事が。

 町山智浩氏「アメリカでレンタルビデオ店はほぼ壊滅」~その理由と現状 – Togetter

 日本では遅々として進まない、というかAppleが電子書籍やらレンタルビデオで本格上陸してくる前にと、あちこちの会社がバラバラのフォーマットでユーザーを囲い込もうとして失敗してるけど、これもまたあと10年後にはほぼ勝ち組のフォーマットに統一されて、HDDではなくクラウドから呼び出すのが当たり前になってるんだろうね。そしてその頃には、「大量のDVDコレクションを捨てたお話」とか言ってるんだろうな〜(^◇^;

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